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さようなら、銀河

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広島ブログ

 

レストランシップ銀河の運行終了が、運航会社の瀬戸内海汽船からアナウンスされた2024年6月、

何事もいつかは終わりを迎えるのだけど、なんとなくセンチメンタルになりました。

広島ベイクルーズ GINGA - 銀河

それで、運行終了までに一度は乗りたいと思ったのですが、予約サイトを覗くと大体週末は満席です。

個人の予約は2か月前からスタートで、仕事をしていたら予約のスタートダッシュに参加もできない😞

ズレにずれ込み、ようやく12月21日土曜日のランチクルーズが予約できました😆

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正午に出港です。

受付から座席まで、とても丁寧な案内で進みました。

進行方向もお知らせいただきました。

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2階に案内されました。階段を上がったところにも立派なお花がありましたが、各テーブルにもポインセチアが飾ってあります。

 

ポストカードはお土産に。
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1階の売店でも、船内限定の商品も売られていると案内がありました。

 

ボクら「銀河メモリアルランチコース」9,000円(乗船料、料理代、サービス料、税金込)で予約していました。

まずは前菜から。

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「冬の前菜盛り合わせ」

 

飲み物は「スパークリングワイン辛口【オペラ】FULL」5,000円(税込)をお願いしました。

お客さんに対して、フロアアテンダントの人数が十分で、グラスが空く前にそっと寄り注いでくれます。

 

パンも用意されます。

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全粒粉のパンと胡桃パン

その後は食事の終わりまで、カットしたフランスパンを何度も勧められました。

 

続いて、スープです。
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程よい温かさで用意されるのですが、船上でどう段取りをしているんでしょうね。

 

「蕪のポタージュ」です。
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この後メインにすすむのですが、前菜もメインもどちらの料理も邪魔をしない、すっきりした味わいで、これすごく好きでした。

 

続いて、魚料理です。
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「瀬戸鯛と牡蠣の塩麹れもん蒸し」

瀬戸鯛の大きな身はふっくらで、感激しました。

あっさりした瀬戸鯛に対して、牡蠣の深い味わいが加わり、まさに完成の一皿です。

 

続いて、肉料理です。
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「国産牛のソテー トリュフソース」

牛肉にかけられているのがトリュフソースで、左手の赤いソースはビーツです。味わいを変えたいときにどうぞと案内されました。

結構たっぷりの牛肉です。
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8,000円のコースもあるのですが、そちらは魚か肉を選びます。

いや、肉も魚も食べたいじゃないですか😅

それで、どちらもいただけるメモリアルコースにした訳です。

 

皆さん、生ビールやオレンジジュースなど召し上がる方が多かったです。

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ボトルはワインクーラーに用意されますが、飲み終わるとテーブル上に置かれました。

フルボトルを開けたのはボクらくらいで、ちょっと恥ずかしい。

 

100年以上前のアンティークオルゴールを演奏してくれます。
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1910年アメリカ製で、蓄音機とオルゴールの兼用機でした。

昔ながらのぶっとい蓄音機の針も見せてもらいました。

 

 

デッキに上がり、海を眺める。
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あいにくの曇り空で少し残念です。

時々広がる晴れ間が、それはそれで良い。

 

広島港を出発して、似島の南側を進み、宮島までの往路です。

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宮島で降りるお客さんもいました。

復路は宮島から似島の北側を通る、真っ直ぐの航路です。

復路に入ると、デザートとコーヒーが用意されます。

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「モンヴェール」

フランス語で緑の山を表すそうで、

レモンシャーベットに抹茶クリームを山のようにのせて、フルーツも盛り付けてあります。

 

安全な海域に入ると、操船室の見学ができます。

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船長さんに質問ありますか?と確認されて、

ボクは「どの辺りを見て操船しますか」と聞きたかったけど、アフォなこと聞くおっさんやな!思われそうで黙っときました。

意外でしょうが、ボクはどんな時でも思いつきだけで言葉を発していません。

 

イオリちゃんは30年ぶり、ボクは20年ぶりの銀河でした。

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とても料理が美味しくて、存分なおもてなしで、忘れられない時間となりました。

 

瀬戸内海汽船によると『就航から40年が経過し、部品調達が困難になり維持費用や燃料も高騰、また新型コロナウイルス感染症拡大の影響による観光客の減少の影響が大きく、今後の運営が厳しくなりました。』とのことで、運行終了となります。

残念ですが、『今後は広島/宮島間は当社グループの瀬戸内シーライン㈱の高速船による運航にゆだね、瀬戸内海一円のクルーズは同社の観光高速船「シースピカ」による観光ルートの開拓や広島/松山航路のクルーズフェリー「シーパセオ」による船旅の提案を中心に事業を進めてまいります。』とのことなので、新たな展開にも注目したいです。

 

乗船時にも客席でもツーショットの写真を撮っていただきました。

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Googleフォトの消しゴムマジックで、ボクらの姿は消しましたが、本当はここに並んで写っています。

 

楽しい時間をありがとうございました。

 

銀河は2024年12月25日のディナークルーズで運行を終えます。

最終日は出港前にセレモニーを行い、紙テープで出航するそうですよ。

 

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【訪問日】

2024年12月21日

瀬戸内海汽船株式会社】

本社住所  広島市南区宇品海岸一丁目13-13 宇品港湾ビル1F

瀬戸内海汽船株式会社|広島・呉~松山航路