白木街道を走っていると、空から人が降りてくる。
どこから飛んで来てるんだろう、ずっと思っていました。下から山を見上げても、飛び出すところは見えません。不思議、不思議!
確かめに行きたい。ただ、あの乗ってるパラシュートのようなもの、何て呼ぶのか分かりません。でも、パラシュートでは絶対ない。
そんな時は、検索サイトで思いつきキーワード検索です。
ハンググライダーとパラグライダーで「神ノ倉山」山頂から飛んでるんだって。確かめに行こう。
麓から、山頂を目指して細い山道を登って、フライトエリアに到着です。
フライトエリアから、ちょうどパラグライダーが飛び出したところでした。
見学はルールとマナーを守れば自由に行えます。
広島市ハング・パラグライディング連盟 (広島ハンググライダー,広島パラグライダー)
フライトエリアは草もしっかり刈ってあって、広々しています。
日差しを遮るものが何もないので、見学には紫外線対策は必須です。
さっき飛び出したパラグライダーは、まだ飛行中でした。
山際では、風を集めて浮上することもできるようです。だから、一気に下降することがないんだね。
麓の着地点を目指して、上手にコントロールしていきます。風は一定では無いだろうに、どんな風にコントロールするのかな。
見ているだけでも、ふわふわ気持ちいい。
フライトエリアの先は急勾配です。
見ているだけで、心配になる。つまずいて転げたらって、文字にするだけで、ぞぞぞぞぞ…
ハンググライダー2機がフライト待ちです。
格好いい。すごく格好いい。
風を読みながら、フライトのタイミングを図ってテイクオフ!
生命をかけての楽しみだから、邪魔しないように会話はストップ。じっと見守ります。
軽量化してるだろうけど、重量もあるから体づくりも大切だろうね。
ただひたすら、いい風を待ちます。
その瞬間は、こちらもグッと力が入ってしまう。
上から見ると、美しい。
途中で、ぐっと方向を変えて飛んで行きました。
風を受けながら、ハンググライダーも麓を目指してコントロールしています。
調べてみると愛好者も年々減少していて、初心者向けの練習場を作ったり裾野を広げる活動もしているみたいです。
すごく格好いいけど、敷居は高いなー。
だけど、高所が苦手というのは関係ないそうですよ。パラグライダーやハンググライダーの愛好者も、高いビルから下を覗き込むのは怖いって。これとそれは別だそうです。
【おまけ編】ー山頂目指すの巻ー
ナビを設定して山頂へ向かいます。
イオリちゃん久しぶりの「待て、待て、待って!」(車を止めての意)が登場する細い山道を登ります。
やがて、山頂周辺に広がる公園に到着します。
山頂一帯は、公園を含め、道路もずっとかなり手入れされた状態です。
紅葉が始まっていました。
これだけ広大な土地、手入れするのって大変だろうなぁ。
山頂に到着しても、車でさらに奥へ進むとフライトエリアはあります。
たくさんの石碑や石積みがあって、あんな細い道を通ってトラックでやって来たのかな。
お弁当持ってくれば、一日楽しめるスポットですよ。
【訪問日】
2020年10月25日
【神の倉山フライトエリア】