広島県は、人口あたりのお好み焼き店舗数がダントツの日本一です。
だから、広島県人にとって、お好み焼きはそれぞれ「とっておきのお店」や「ここじゃないとお好み焼きとは呼ばせん!」などという店を1軒や2軒は持っているものです。
広島市内を歩くと裏通りにはたくさんのお好み焼き屋さんが点在していて、それぞれその店をこよなく愛する地元住民に支えられているものです。
これとは別に、お好み焼きの有名店というものも存在します。
こちら「いっちゃん本店」も有名店のひとつです。
ミシュランガイド広島版2013と広島・愛媛版2018の両方でビブグルマンを獲得しました。
最近では、NHKプロフェッショナル 〜仕事の流儀〜で、「たかがお好み焼き されどお好み焼き」のタイトルでこちらの大将の市居馨さんが取り上げられました。
コロナ禍で家庭でもお好み焼きが手軽に焼けるよう、細かく指南した番組(同じくプロフェッショナル)にも出演しました。
本店のほかに、エキエ店もありますが、どうやら大将は、夕方から本店に入っておられるようだと番組を見て推測しました。
18時過ぎにやってきました。推測どおり、大将の市居さんが鉄板前でお好み焼きを焼いていました。
心の中で小さくガッツポーズしました。テレビの影響って、すごいね。
ボクは「チーズそば」950円(税込)を注文しました。
こちらでは「そば」といえば「そば肉玉」のことを言います。だから、「チーズそば」とは「そば肉玉のお好み焼き」に「チーズ」をトッピングしたものです。
鉄板前は5席だけで、ほとんどのお客さんはテーブルに座るから、お好み焼きはお皿で提供されます。
テレビでもやっていたけど、キャベツをしっかり蒸らすから、すごく野菜の甘みが感じられます。
でもね、八昌さんほど焼き上がりに時間はかからないの。
市居大将の指南どおりに家で焼けるよう、ボクも準備はしているけど、その日がまだ来ない。
一味がテーブルにあったので、ふりかけてみる。
荒目の一味で、香りもよろし。
チーズをかけたら蓋をして、お好み焼きの全面に広がるよう仕上げるみたいです。店内キョロキョロしてたから、見逃してしまったけど、調理する鉄板には蓋もありました。
イオリちゃんは「うどん」750円(税込)を注文しました。
「うどん」は「うどん肉玉」のことです。イオリちゃんは、お好み焼きは基本的には「うどん派」です。
その日の状態によってキャベツを切り分けてるとか。ザクザク大きめの切り方キャベツが見えました。
ハロウィンなので、トリック オア、お好み焼きです。
そう、オタフクソースですよー。
ごちそうさまでした!
お好み焼きは、近所の店も美味い😋
【訪問日】
2020年10月25日
【いっちゃん本店】
住 所 広島市東区光町一丁目6-30
電話番号 082-567-6776