島根旅2日目
イオリちゃんも絶賛する、
ボク人生初の「足立美術館」です。9時の開館に合わせて到着しました。
安来市出身の足立全康さんが地元貢献のために創設した美術館です。
横山大観の作品に出会い、いつかは大観の絵を手に入れることを目標に財を成した大実業家です。
およそ50,000坪の日本庭園も見所の美術館です。
そしてコロナ禍前以来、久しぶりに訪れたイオリちゃんも驚いた😳
「魯山人館」がオープンしていました。(開館50周年を記念し、2020年4月にオープンしたそうです。)
魯山人館前で記念撮影!「カエルもまた一幅の絵画である」
美術品の撮影はできません。
大きな鉢に描かれた椿、その名も「椿鉢」に感服しました。
さて、『当館では、開館時間中、庭園内にて剪定等の作業を行うことがあります。日本庭園の維持管理のため、ご理解のほどよろしくお願いします。』の説明が館内にありますが、ちょうど維持管理業務に出会いました。
テレビ番組で見た、足立美術館の庭師に出会えて幸せでした。
若手の方もいらっしゃって、ベテラン庭師さんがこまめにアドバイスしていました。
空調服を着用しているにしても暑かろうね。
全康さんの「庭園も一幅の絵画である」
「生の掛軸」です。
床の間をくり抜いてできています。
風景だけを紹介する写真をよく見ますが、向こうに行けることが分かるように人物が入った景色も良いじゃないですか。
見えるのはご両親を連れてきた息子さんかな。
想像ですけど。
池庭もまた美しい。
喫茶室が2ヶ所にあり、どちらも美しい庭園に向かったレイアウトです。
館内で、庭園の手入れについてビデオが流れていました。
苔に水をやるのはもちろんだけど、定期的に貼り替えるようです。
苔をどこから仕入れるのか、これもまた興味ありです。
アメリカの日本庭園専門誌の「日本庭園ランキング」で 21年連続日本一に選ばれています。
規模や知名度、その歴史だけでなくホスピタリティも評価の対象だそうです。
5位に、宮浜温泉 庭園の宿 石亭がランクインしているのも地元贔屓としては嬉しいです。
ここの紹介写真でよく使われる「生の額絵」を真似て撮影しました。
↑イオリちゃん撮影
↓ボク撮影
どっちの勝ちでしょうか。
ところで、横山大観は日本画壇の巨匠なのでしょうが、ボクらその良さが分からないです。
大観の絵にインスピレーションを感じた足立全康さんと共にハイレベルなのでしょう。呼吸ひとつも違うよ、きっと。
唯一、大観さんと一致するのは「酔心山根本店」の酒が好きだということだけですか。
たっぷり2時間オーバーの滞在時間で楽しみました。
真夏とは言え、帰る頃には観光客がぐっと増えたので、朝イチ訪問がおすすめだと思います。
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【訪問日】
2024年7月29日
【足立美術館】
電話番号 0854-28-7111