
ウッドワン美術館で開催された「アルフォンス・ミュシャ展」へ行きました。

美術館に隣接する「めがひらスキー場」がオープンして初めての週末ということで大変賑わっていました。
こんなに駐車場に車があるのは初めて見ました。
アルフォンス・ミュシャ(1860–1939)は、チェコ出身の画家・デザイナーで、アール・ヌーヴォーを代表する芸術家です。女優サラ・ベルナールのポスターで一躍名声を得ました。流れるような曲線、花や装飾文様、気品ある女性像を特徴とし、絵画だけでなくポスター、装飾美術、図案集など幅広い分野で活躍しました。晩年は祖国チェコの歴史を描いた大作《スラヴ叙事詩》に取り組みました。

展示は撮影可能です。
皆さんお気に入りの作品をスマホで撮影していました。
SNSで広がると展覧会の魅力発信につながるのだと思います。

ミュシャは「私は芸術のための芸術を創るよりも、大衆のための絵の制作者でありたい」と語ったそうです。
だから作品を安価かつ大量に世に送り出すことができる「リトグラフ」の技術をいち早く取り入れたそうです。

「黄道十二宮(こうどうじゅうにきゅう)ラ・プリュム誌のカレンダー」
有名な作品です。
このミュシャ展の作品所蔵はすべて「OGATAコレクション」です。
実業家の尾形寿行氏が20代でミュシャ作品に出会い、長年にわたり私財で収集したコレクションです。
コレクションを手元に留めるのでなく積極的に日本や世界の展覧会に貸し出しているとのことです。

本の挿絵家としても活躍したそうです。
これは「白い象の伝説」の挿絵です。
陶器「パリのシンボル」
香水瓶ラベル
レストランのメニュー
他にもビスケット缶など
晩年は祖国チェコに戻り、祖国のための仕事をしたとか。
「第6回ソコル祭」ソコル協会祭典のポスター
切手類や
紙幣のデザインも手掛けました。
物販も大変盛況で皆さん大枚はたいていました。
新館へ向かいました。

新館では前衛弁当作家であり、ミュシャ展アンバサダーの nancy さんの「ミュシャ・ムシャ展」が開催されていました。

佐々木しず氏、色英一氏、辻陽水氏の弁当箱の展示もありました。
ウッドワン美術館は今日から来年3月19日まで冬季休館です。
ギリギリになってしまったけど、見に行けてよかったです。
地元広島のブログランキングに参加しています。
↓↓ よろしければクリックをお願いします。
【訪問日】
2025年12月14日
【ウッドワン美術館】
電話番号 0829-40-3001
