今日は私見を書きます。長いです。
広島市内の均一運賃を220円から240円に値上げする計画について、利用者への説明不足だとして法定協議会の運賃分科会で協議継続が決定しました。
11月30日(土)の中国新聞によると、広島市が11月に募った市民の意見では、運賃改定を「理解できない」「どちらかと言えば理解できない」が56%を占めたとのことです。また「運賃が高い」や「前回の値上げから期間が短い」などの意見も聞かれたそうです。
一方で、広島電鉄によると「ダイヤの維持には280円の均一運賃が必要」との試算もあるそうです。
話は変わり、ボクが愛用するお米は昨年度米と比較して価格が 1.5倍になりました。
お安いブレンド米であってもこのような状態で懐は痛いですが、この価格はちっとも高いとは思いません。
ボクが子どもの頃に父は米作りをしていたので、手伝い程度ですが米作りの大変さは分かります。
毎年毎年、もう米は作らずに買えば良いのにと思っていました。
田を起こし、代を掻き、苗を植え、害獣対策、害虫対策、雑草対策をし、稲を刈り、ハゼ掛けし、脱穀して米ができます。農機具のメンテナンスや更新、水の当て方も慎重に判断する必要があります。
父は農薬散布で体調を崩したことも何度かあります。健康と引き換えの、最初から最後まで全てが重労働です。
話は戻り、電車・バスが市内均一運賃となったのは2020年1月のことです。
当時は190円でした。
240円に値上げされるとしても(現在は220円ですが)190円と比べ 1.26倍です。
これが、広島電鉄が見積もる280円だとしても 1.47倍です。
280円は電車やバス離れも想定した試算で妥当(お米比)だと思います。ここで細かく刻まず、一気に280円にすれば良いと思います。
確かに、物価高にありバスや電車の運賃が上がるのは痛いです。
だけど、このようなサービスを提供する事業者も物価高に喘いでいるのは間違いないです。
往復にすると、500円を超えて高すぎるという声もあるようですが、相手を低くみていないでしょうか。このままバス事業者にモノを言わせないと大変なことになります。
振り返ってみると、
コロナ禍前は、遅くまで電車やバスが運行していました。
今は、最終バスはかなり早くなりました。
飲み会で2次会まで行くと、バスはもうありません。
これだけが理由ではないでしょうが、飲み会を敬遠する傾向は強く感じます。
いわゆる2次会で使われる店は、未だに経営状態が良くないと聞きます。
これって、社会全体の損失ではないでしょうか。
それともバスや電車の1時間あたりの本数がもっと減っても良いと考えるのでしょうか。
さて、前置きが長くなりましたが10年ぶりに、11月末に徳島に行きました。
前回訪問した2014年は、Jリーグ「徳島ヴォルティス」がJ1リーグに昇格した年で、街中に「頑張れ!徳島ヴォルティス」の幟旗がはためいていたことが印象に残っています。
今年は幟旗が一本もないのはJ2で戦っているからとするも、駅前の一等地の商店街でもほぼシャッター街で都市としての勢いが益々失われていると思いました。
駅前通りにあったそごう徳島店は2020年8月末で閉店して、今は三越が核テナントで入っているそうですが非常に寂れています。
そして予想はしていましたが、バスが非常に不便でした。
それならタクシーを使えば良いと思ってましたが…
予感アタル! 麺食堂 徒然亭「サービス定食」 - お茶にしよっ‼︎
その後、徳島駅に向かうためタクシーを呼びました。上八万町は徳島市の郊外です。
「今の時間はタクシーは出てないです。」って😳は?
朝乗せてもらった会社と別の会社、2社ほど電話をかけましたが、どちらも対応は無理だとのことでした。
配車アプリも徳島駅前から少し外れると全く役に立たなかったです。
バスが来るのは1時間後。途方に暮れるの図。
念には念を入れて、徳島駅から広島への切符は余裕を持った時間で手配していたから良かったです。
結局、断られたタクシー会社の方に、上八万町にタクシー会社があるよと教えてもらい、無事乗せてもらいました。
「年老いたら、免許を返納して公共交通機関を利用するべし」と思っていましたが、実際に生活するとなると困難ですよ。
とてもじゃないけど、生活できない。
イオリちゃんの故郷ではもうタクシーを手配するのは事実上無理で、誰かに車で送ってもらうしか無いとのことです。
かつて国道沿いにたくさんあった飲食店や商店は、高速道路ができたこともあり多くが無くなりました。
最初の話に戻りますが、バス運賃の値上げの件は長期的な視点で考えないと大変なことになります。広島もただの地方都市です。
徳島駅に戻ったら観光の時間が無くなりました。
それで、城には全く興味が無いですが、マップで駅近の「徳島城跡」を見つけたので行ってみることにしました。
徳島城跡のある「徳島中央公園」から対岸への水道管橋は人が渡れるようになっていました。
広島市だと、川を渡す水道管は「渡るべからず」なので、これは面白い活用法だと思いました。
しかも狭い橋で「ゆずりあって渡りましょう」だそうです。
徳島市も川の街で、周遊船の「ひょうたん島クルーズ」が観光の目玉です。
どうもあの小高い丘が城跡のようです。
どこから登るのかな、諦めて地上から観光です👀
水辺の公園がしっかり整備してあり、深いピンク色の花が咲く「蜂須賀桜」の名所となっていました。
川面には水鳥もいました。
岸辺では広島の平和公園と同じく、ご老人が将棋を指していました。
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【訪問日】
2024年11月29日
【徳島中央公園】
【助任川河岸緑地】