今年も乗ってきました!
いや、飲んできました!だろうか🙄
岩国駅から錦町駅へ、錦川清流線を揺られながら、車内で岩国市内の5つの蔵のお酒が楽しめる。
その名も「利き酒列車」 別名「紅葉列車」と呼ばれます。
天気予報で雨がぱらつくはずが、曇天で。
おてんとさんはボクらを見ていたに違いない😆
岩国駅、0番線に集合してお支払い。
引き換えにお弁当を手渡されて、あとは列車がやってくるのを今か今かと待つだけです。
ところが今年はくじ引きが用意されていました。
なになに?なんのクジ?
座席割りのくじでした。
ボクらのように2人で参加する参加者が多いけど、4人や8人なんてグループもあります。
そのため、座席割りをしておくことはナイスアイデア👍
そしてリバービューの座席が人気なのも理由でしょう。
0番線に列車が参ります。
錦川清流線は非電化で、ディーゼルエンジンの音を立てながらホームに滑り込んできます。
一斉にみんなスマホを向けて撮影する。
利き酒列車に参加するくらいだから、みんな列車ラブなタイプでしょうね。
イオリちゃんが引いたくじはリバービューでした。
逆サイドは山側なんだけど「滝サイド」と洒落た言い換えがしてありました。
昨年がそうでしたが、滝サイドの座席から眺める錦川は、川側のお客さんが座る複数の車窓越しに見えて綺麗です。
ま、どっちもええよ!って話です。
お弁当はもちろん「ひらせい」さんです。
ひらせいさんは、錦帯橋のたもとに店を構える安政5年(1858年)創業の老舗で、現在7代目当主が引き継いでいます。
利き酒列車用に準備しているお弁当は、まさに酒の肴です。
そして助六寿司で、お腹も膨れるようにしてあります。
味付け良しなのは折り紙付きです。
一杯目はビールを持参して、乾杯するのが乗客の暗黙ルール(ウソ)です。
ビールを準備してると、同乗してお世話してくれる錦川鉄道の職員さんが、缶オープナーを貸してくれました。
オープナーを缶の上に置き、挟んでからクルクル回転させてトップを缶切りする要領です。
一部を残して切れるため、缶の上部を押し込んで完成です。
プルタブ開けて飲むより格段美味い。
ほら、こんな風にパッカーンと空くビールもあるじゃないですか。
その手の商品より手間はかかるけど、好きな銘柄で飲めるのが良いところです。
岩国市内にある5つの蔵のお酒が用意されています。
今回は、滑り落ち防止のコースターの貸し出しがありました。
1本1合、2人で1升😱
毎年、2人で3本空けたら満足です。
持参のトマプリを開封しました。
みんな種類豊富なつまみを持参しています。
途中、イベント列車だけが停まる「清流みはらし駅」に停車します。
川面に映る木々が綺麗です。
11月2日(土)は大雨で利き酒列車は中止になったそうです。
そもそも計画運休したはずだから、観光列車も走らないよね。
一昨年の台風で壊れてしまった「沈下橋」の修理が終わっていました。
補修痕で風情に欠けるけど、あくまで生活橋なので通行できるようになったことは喜ばしいです。
錦川は、歴史を辿れば何度も洪水に襲われています。まさに暴れ川です。
今回はとことこトレインにも乗りました。
トロッコ遊覧車に乗って「錦町駅」から「雙津峡温泉駅」まで進むことができます。
途中、「きらら夢トンネル」で、光る蛍光石で装飾がされた幻想的な世界が楽しめます。
トンネル内で、停車してくれます。
沿線には桜並木もあり、春には見事だと思います。
錦川清流線は陰陽連絡線のひとつとして計画され、山口線の日原駅までを結ぶ計画で途中まで工事が進められました。
とことこトレインは、その延伸工事区間を利用した観光トロッコです。
錦川清流線は元の国鉄岩日線であり、赤字路線のため第3セクターの錦川鉄道に移管されました。
六日市駅までの工事は終わっており、「未成線」を自転車で走破するナイスなページがありました。
陰陽連絡線といえば、可部線を浜田まで延伸した「広浜線」として計画されていましたがこちらも頓挫しました。
トンネルを抜けると、そこからは里山の景色が広がり、
もう肌寒いくらいでした。
「雙津峡温泉駅」に到着して、トイレ休憩です。
「雙津峡温泉」そうづきょう温泉と読みます。さらっとした泉質の温まる温泉です。
雙津峡温泉にはかつて宿泊もできる「錦グリーンパレス」がありましたが、令和4年4月より老朽化により休館となりました。
もうひとつ旧・雙津峡温泉 憩の家は「SOZU温泉」として令和4年5月にリニューアルオープンしています。日帰り温泉施設ですが、食事もできます。
さて、とことこトレインで通るトンネル内にはコウモリが生息していて、夏には飛び回るそうです。
恐ろしや😱恐ろしや
黒い飛ぶものは全て遠ざけたいところです。
では、寒い時期はというと
身を寄せ合って、じっとしているそうです。
そうだよね、寒いよね。
ボクも途中から寒くて、フードを被って紐で縛りました。
大きなコウモリに勘違いされやしないかとヒヤヒヤ😨
終着駅、錦駅
末長く愛される路線であって欲しいです。
帰路は通常の列車に乗ります。
時刻表通りだから、一本のがすとしばらく来ない。
岩国駅に到着。
ずっと曇天のままで良かった。
「利き酒列車」は人気のプランで、あっという間に予約でいっぱいになります。
あと2回の運行はどちらも満席です。
「清流みはらし列車」5,000円(税込)のプランに「ほろ酔いプラン」(日本酒+おつまみ)または「スイーツプラン」(錦町で人気の手造りお菓子)を1,000円(税込)で申し込みできるみたいですよ。こちらも人気で一部満席ありみたいです。
予約は錦川鉄道のホームページからできますのでご確認を。
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【訪問日】
2024年11月16日
【錦川鉄道】
住 所 山口県岩国市錦町広瀬7873-9
電話番号 0827-72-2002
錦川鉄道株式会社 – 清流「錦川」沿いを走る岩国-錦町を結ぶ第三セクターの鉄道
【ひらせい】
住 所 山口県岩国市岩国一丁目2-3
電話番号 0827-41-0236
【八百新酒造・雁木】
八百新酒造株式会社 | 日本酒「雁木(がんぎ)」を製造する八百新酒造株式会社のオフィシャルホームページ
【酒井酒造・五橋】
住 所 山口県岩国市中津町一丁目1-31
【村重酒造・金冠黒松】
【堀江酒場・金雀】
酒蔵住所 山口県岩国市錦町広瀬6781
堀江酒場 | 金雀(きんすずめ) Horie Brewing Co. Ltd.
【旭酒造・獺祭】