西霞町の住宅街に老舗の和菓子店があります。
「志磨家」
大正7年創業ですって。
卒寿の二代目が三代目と力を合わせて和菓子作りをしています。
この店の名物「玉柿羊羹」を買いに行ったのですが残念、売り切れていました。
もうひとつの名物「あわびもなか」を買いました。
あわびもなかを食べるのは初めてでした。
すっきりした甘味で、とても好きな味でした。
手焼きの薄皮にひとつひとつ餡子を手詰めしているそうです。
次に店先に出す予定を伺って、再度の訪問で手に入れました。
「玉柿羊羹」
左が5個入り、右が3個入りです。
開封すると、ビニールで丁寧に包まれています。
まず、この包装を外します。
玉柿羊羹はゴムの袋に入っています。
爪楊枝で表面を突くとゴムがはじけて羊羹が出てきます。
ただし、縛った方から突いても弾けません。
縛った部分を下に向けて、突くと…
するりとめくれます。
どうやったらこんなに綺麗に丸型にできるのだろう。
楊枝を突いたままヒョイと持って食べます。
中の様子が知りたくて、半分に切ってみました。
柿羊羹は広島の名物だったそうです。
今で言うもみじ饅頭のような扱いで、和菓子店はこぞって柿羊羹を作って売ったそうです。
干し柿を原料とするそうで、なんとも贅沢な和菓子です。
玉柿羊羹もすっきりした甘さで、ねっとりした食感がクセになる感じで、とても美味しくいただきました。
地元広島のブログランキングに参加しています。
↓↓ よろしければクリックをお願いします。
【訪問日】
2024年6月30日
2024年7月6日
【志磨家】
住 所 広島市南区西霞町4-34
電話番号 082-251-0043
※ 柿羊羹の作り方をイオリちゃんが探してくれました。