お茶にしよっ‼︎

たべあるき おうちごはん おもちかえり なんでもない日常を

夜の「蕎麦切り 柊」

f:id:aki_tokitamago:20230811211753j:image

 

広島ブログ

 

本川を望む吉島西の住宅街にある蕎麦店「蕎麦切り 柊」さんが、初の夜営業です。

f:id:aki_tokitamago:20230811212259j:image

19時前でもまだ明るくて。

 

お盆期間(8月11日〜15日)限定の夜営業です。

柊 on Instagram: "お盆営業のお知らせ 8月11日〜15日まで夜も営業いたします!是非皆様お越しください。 美味しいお蕎麦、お酒をご用意してお待ちしております。 #広島ランチ #広島 #蕎麦 #蕎麦ランチ #吉島 #広島グルメ #広島蕎麦ランチ #hiroshima #soba #lunch"

 

Instagram で告知があって、その時から初日に行こうと決めていました。

 

徒歩で来たヨ!

f:id:aki_tokitamago:20230811212727j:image

まずは「瓶ビール(サッポロラガー中瓶(赤星))」600円(税込)をいただきました。

切り子グラスが用意されました。

 

生ビールも始めたそうで、おすすめされました。

後から入店された常連さんは、生ビールを勧められるまま注文していました。

やはり夜営業なら、まずはビールだね。

 

「揚げ蕎麦」です。
f:id:aki_tokitamago:20230811212737j:image

お酒を頼んだ場合に用意されるサービスです。

 

「蕎麦」を「麺」にして食べるようになったのは江戸時代からだそうで、当時は蕎麦打ちは注文が入ってから始めたそうです。

食べ始めるまでには時間がかかったそうで、それまで様々な肴をあてに酒を楽しんでいたそうです。

これを「蕎麦前」と呼び、粋な大人の嗜みとしてもてはやされたとのことです。

 

久しぶりの「蕎麦前」でワクワクなのです。

粋な大人の嗜み「蕎麦前」文化 - お茶にしよっ‼︎

 

「焼みそ」600円(税込)を注文しました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212645j:image

これはお酒欲しくなるねー。

 

本日の日本酒銘柄
f:id:aki_tokitamago:20230811212747j:image

広島のお酒と静岡のお酒、越乃寒梅は定番ということで。

 

酒器も粋だね。
f:id:aki_tokitamago:20230811212741j:image

冷酒を冷たいままいただけるよう、氷もセットされています。

 

沙羅双樹 白鴻 純米大吟醸 50」600円(税込・一合)をいただきました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212651j:image

呉・安浦の「盛川酒造」のお酒です。

食事に合わせるのに最適な日本酒だと思います。

広島で生まれたから広島のお酒が好きですが、その贔屓目を抜いても良いお酒だと思いました。

 

そして、初めて口にした焼みそですが、衝撃の美味しさでした。
f:id:aki_tokitamago:20230811212732j:image

ボクはこれを食べずして、のんべんだらりと生きてきたことを残念に思います。

どうやって作るのか調べてみましたが、こりゃ手間ものです。

蕎麦の実を使うのが、蕎麦屋ならではな訳です。

 

今日の写真のところどころに写り込む瓢箪には「黒七味と山椒ブレンド」が入っています。

f:id:aki_tokitamago:20230811213019j:image

あれやこれやに加えて試してみましたが、これだけチョイと箸の先につければ、お酒もすすむと思いました。

 

蕎麦屋に来たからには、そば焼酎そば湯割りでいただくことにしました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212656j:image

けろさんの真似っこで。

昼酒で暑気払い –女子会潜入物語– - お茶にしよっ‼︎

 

美味いや!これ。
f:id:aki_tokitamago:20230811212751j:image

実にずるい、こんなの飲んでたのかー。

そば湯を多めに入れるとさらに好みの酒に変化します。

 

毎度おなじみ「だし巻」750円(税込)もいただきました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212722j:image

注文が入ってから作り始めます。

たっぷりの出汁に浸かっただし巻きです。

 

これはひょっとしてと、イオリちゃんが焼みそをのせて食べていました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212717j:image

なんて贅沢な味わい。

思いついたチミは逮捕せにゃいけん。

 

もう一杯「亀 5年秘蔵純米大吟醸」800円(税込・一合)をいただきました。 
f:id:aki_tokitamago:20230811212709j:image

静岡の初亀醸造のお酒です。

昨年は一杯が 1,200円(税込)でしたが、庶民価格に変更で狙い目です。

スッと飲めるお酒で、こりゃ危ない。

 

「実は、お通しを用意していたのですが…」とここで変化球。
f:id:aki_tokitamago:20230811212702j:image

そんなこともあるあると頷きながら、もちろんいただきます。

うずら卵です。

すごく楽しいお酒になりました。

 

蕎麦をいただきます。

イオリちゃんは「つけとろ(やまと芋)」1,000円(税込)を注文しました。

f:id:aki_tokitamago:20230811212900j:image

もりそば、つけとろ、うずら卵、薬味、そばつゆです。

 

ここは盛りが多いと思います。
f:id:aki_tokitamago:20230811212936j:image

この日は会津若松産の蕎麦粉でした。

 

厨房からすり鉢使う音がしていたから、おろしたやまと芋を丁寧に擦っていたのだと思います。

f:id:aki_tokitamago:20230811212925j:image

すごくなめらかで美味しい。

別にそばつゆが用意されていたのですが、加えなくても十分でしたよ。

食べる前に味を確かめてくださいね。

 

ボクは「味噌玉ぶっかけ」1,200円(税込)を注文しました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212913j:image

そばつゆをぶっかけていただきます。

 

イオリちゃんには味噌に味噌を重ねるのかとクスリと笑われましたが、焼みそ食べたから、なおこれが食べたくなったのじゃ。
f:id:aki_tokitamago:20230811212906j:image

これも西京みそで、そば米とクルミの食感も楽しめるお蕎麦です。

向こう側に千切り大根も入っています。

 

そばつゆをぶっかけてしっかり混ぜていただきました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212919j:image

そば米は、そば殻を取り除いたそばの実です。

お米と同じように扱えるのだそうです。

 

そば米雑炊というものが徳島県の祖谷地方の郷土料理だそうです。

平家の落人伝説がある祖谷は痩せた土地で、米作りに不向きで蕎麦を栽培してきた名残だそうです。

 

民俗学から蕎麦にアプローチするのも新しい発見があるものだ🥸

f:id:aki_tokitamago:20230812100646j:image

ただ酔ってうるさいだけとの噂もあります。

 

酔い覚ましに、とは言われませんでしたがそば湯も用意されました。
f:id:aki_tokitamago:20230811212930j:image

とろとろそば湯で、ごちそうさまでした😋

 

外はすっかり暗くなり、

f:id:aki_tokitamago:20230811213220j:image

帰り道は過ごしやすい気温になりました。

 

大将に「今後の夜営業の予定はどうですか?」と伺ったら、明快な答えをいただけなかったので当面は見込めません。

蕎麦前とお酒を楽しむ、柊の夜営業 ビッグチャンスは 8月15日(火)まで。

 

ボクらが帰る頃に、女性がお一人来店して、赤星と鴨焼きを注文していました。

すごく粋に感じられて格好良かったです。
f:id:aki_tokitamago:20230811212854j:image

夜営業の時間帯は17時〜20時半(L.O. 20時)です。店内、キンと冷えてます。

もちろん、お昼も変わらずやってます。

 

地元広島のブログランキングに参加しています。

↓↓ よろしければクリックをお願いします。

広島ブログ

【訪問日】

2023年8月11日

【柊】

住  所  広島市中区吉島西三丁目7-9

電話番号  082-569-6315

https://www.instagram.com/sobakiri.hiiragi

【盛川酒造株式会社】

住  所  広島県呉市安浦町原畑44

「白鴻」「沙羅双樹」 盛川酒造株式会社

【初亀醸造株式会社】

住  所  静岡県藤枝市岡部町岡部744

初亀醸造株式会社