広電白島線の終点、駅の北側交差点をさらに北上すると、美の庵さんがあります。
その美の庵さんに、夜限定の鍋焼きうどんをいただきにやって来ました。
夜の営業も人気ですね。しかも女性客が多いです。
ボクは迷わず『鍋焼きうどん』を注文しました。直後に来店した女性おひとりも『鍋焼きうどん』。さらに直後に来店した女性お一人は『エビ天うどん』をオーダーしました。
店内を見回しても、鍋焼きうどん、人気高いですね。
『調理にお時間10分少々かかります。』とのことですが、鍋焼きを食べに来たのだから気にしておらぬ。じっっっっっっくり焼いておくれ。
期待高まる中、意外に早くやって来ました!鍋焼きうどん‼︎
『お鍋がとても熱くなっていますから、お気をつけてお召し上がりください。』って、ありがとう。その熱々を待ってたんです!積極的に触っちゃうよ。熱っっ。触るのは本当にいかん。
まずはレンゲでスープを。の前に、お箸でうどんをそっとよけてみると.....ふわっと上がる『出汁の香り』・・・天然昆布に鰹節、うるめ節、鰹節、伊吹産いりこをたっぷり惜しみなくつかった出汁の香りです。
広島うどん、出汁の香り三選に入れました。(今、決定。)
広島市内、うどんの麺そのものにこだわる名店は数多くも、この出汁の香りには勝てないのかもね。
そして、鍋焼きうどんには、肉やわかめがたっぷりだけでなく、エビ天が2匹反り返っています。
お隣の、エビ天うどんもやって来ました。見た目は、ドンブリか鍋かの違いのようにも見えます。あちらにもエビちゃんがツートップで入っています。そしてこの女性、味見をすることも無く、卓上の一味をかなりの量振りかけました。
ボクも一味派の一味ですが、味見すること無く一味を入れるほどではありません。しかし、郷に入っては郷に従えです。
一味一振り、おう、広がる香り。
こりゃ、一味もちょっとそこらにある一味じゃ無いね。
へりくつばかりでなく、どんどん食べすすめます。熱々が鍋焼きうどんの醍醐味ですから。
いつまでたっても、鍋は触れないままです。
いや、心からの満足の一杯でした。
うどんの最高金賞って、こんな満足できる一杯のことだと思うよ。
ごちそうさまでした!
【訪問日】
2016年11月1日
※鍋焼きうどんは当時890円(税込)でした。
【美の庵】
住 所 広島市中区東白島2-13
電話番号 082-221-1250