「仙八来来軒」は、呉市中通にかつてあった人気店だそうです。
最初にお断りしておくと、ボクはこの「元祖」の仙八来来軒を知りません。
広島流川店もあったようですが、その系譜がわかませんでした。
ボクが知るのは、山陽道西条I.C.を少しだけ北へ向かったところにあった、二代目だという仙八来来軒です。
元々、天下一品に代表されるドロ系ラーメンが苦手なボクですが、ちょっとごめんなさいという感じでした。
そんな訳で、十日市に三代目が開店したのは知っていましたが、行くことはないと思っていました。
ところが「広島ブログ」つながりの「音♪」さんがたびたび取り上げていて、改めて気にはなってました。
ひどいつわりの入院後でも食べられたという味、ドロ系なのにそんなコトアルノカーと頭の中で「?!??」納得いかず。
ところが、外食といえば讃岐屋ばかりのご主人が、「仙八行くか?」と誘ったそうで、
それを読んでボクも誘われたような気分になって、行ってきました!
11時30分開店の不定休のお店です。
駐車場はないので、コインパーキングに駐車してからの到着です。
11時30分になっても開店する気配がないので、まさかの休業日か!とドアの下から覗き込むと、慌てて開けてくれました。
不審者1号・2号が入店。すぐ左手に券売機があります。券売機の右手に検温機もあり、チェックOK!
イオリちゃんは「仙八ラーメン」800円(税込)を注文しました。
出来上がった丼を、カウンター上からお客が取る提供スタイルです。
その際に「熱いですから、気をつけてくださいね。」と声をかけられます。
ドロ系というより、ポタージュのようなラーメンスープです。
一口、二口、手間もんのスープだと分かります。
そして、かなり美味しい。
どんな風にスープを作るかも説明があります。
口に入れるもんだから、これだけのていねいな説明が嬉しいです。
ボクは「チャーシューメン」950円(税込)を注文しました。
スープが隠れてしまうルックスですが、元々スープは少なめなのでしょうか。
券売機には、煮たまご追加や各種トッピング増量のボタンに並んで「スープ増量」150円(税込)もありました。
麺は中太麺です。
粘度の高いスープに合わせるために、服が汚れない長さとしているそうですよ。
女性店主が営むこちら、「優しさ」と「気づかい」があちらこちらに感じられます。
チャーシューは柔らか。
そして、まるでスープの一部のように感じられる、邪魔をしない旨さです。
ラーメンは、体に悪いものという概念を覆すお知らせがありました。
店主がトッピングに選んだ5種の理由が説明してあります。
もやし、ワカメ、メンマ、ネギ
生活習慣病の予防、余分な塩分の対外排出、腸内環境を整える、免疫力向上と、間もなく人間ドックのボクに打ってつけの食事となっておりまするー。
このメンマ、美味しい。
ボクら「チャーシュー丼(小)」350円(税込)も注文しました
ラーメンに入っているものよりも、厚みがあるチャーシューを刻んでのせています。
注文の際、マヨネーズをかけても良いか聞かれました。
「追い飯」という食べ方を進めているようで、
チャーシュー丼のご飯を使って、追い飯してみましたが、
チャーシュー丼の美味さの勝ち。おすすめしますよ。
すっかり、三代目 仙八来々軒に魅了されたボクら。
お店は、いつかは呉に凱旋出店したいとのことです。
レガシー店の味を継承する店、賛否両論は避けられません。
これからも独自に追求した味で、いつまでも営業を続けてほしいです。
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【訪問日】
2022年12月17日
【三代目 仙八来々軒】
住 所 広島市中区十日市町二丁目2-30 大地第1ビル 1F
電話番号 082-292-1008