昭和レトロ自販機でいただく「うどん、そば、ラーメン」は、味わいも格別です。そのため、人気ぶりは衰えることはありません。
一方で、このタイプの自動販売機はとうに製造されておらず、当然ながら修理部品の在庫もないため、それぞれ苦労しながらメンテナンスして提供を続けているわけです。
しかし、ここ島根県益田市にはたくさんのうどん自販機が現役で活躍していることで有名です。
このたび、聖地巡礼に参りました。
筆頭に「自販機コーナー オアシス」です。
数多くのうどん自販機が並んでいます。どれも外板が錆びており、年季が感じられる。
ここを管理するのが、自販機の神「田中健一」さんです。
田中さんは島根県と山口県のうどん自動販売機のメンテナンスを一手に引き受けています。
だから、ここの外装まで手が回らないそうですよ。
詳しくは「懐かし自販機」のサイトで詳しく説明してあります。
「自販機コーナー オアシス」のページをご覧ください。
自販機コーナーオアシス うどん自販機 西部技研 島根県益田市 懐かし自販機の聖地・花ヶ瀬
何よりこのぶら下がる七味入れが無骨で、マニアにはたまらない。
いえ、自販機の中は手入れがしやすく清潔に努めてあるから安心です。
自販機コーナー オアシスの並びの「後藤商店」にも昭和レトロ自販機があります。
どちらも国道9号線沿いで、入れ替わり立ち替わり車でお客さんがやって来ます。
珍しいからではなく、本当に生活の一部として「うどんでも食ってくか」という感じでパッと食べてさっと仕事に戻っていました。
こちらは外装も綺麗でした。
ここで扱うのは「スタミナうどん」400円、「鶏天うどん」350円、「肉うどん」350円、「肉そば」350円、「天ぷらうどん」350円、「ラーメン」350円、「ゆで玉子 2個」80円、「手作りオニギリ」170円(全て税込)とバリエーション豊かです。
ちょうどボクらが到着した時にブレーカーが落ちて停電となりました。
そんなハプニングも味わいです。
ここを管理するご夫婦がすぐに対応されて、うどん販売再開しました。
ボクら「肉うどん」350円(税込)をポチりました。
自販機独特の湯切り方法のため、具にあたるものはうどんの中に隠されているのが通常ですが、
ここは具材がうどんの上に乗った状態で出されます。
そしてね、ここのうどんがボクらが食べた自販機うどんの中で一番美味いと思います。
うどんそのものもだけど、
この肉。
びっくらコッコ。これが350円のうどんかよ!と突っ込まざるを得ません。
味わいのひとつ、ゆずが仕込んであるのです。
ゆずがあるだけで、出汁の香りが激変する。
「田吾作」でたらふく食ったはずなのに、このうどんを奪い合うように二人で食べました。
もう一軒、うどん自販機をハシゴしましたが、それはまた明日。
地元広島のブログランキングに参加しています。
↓↓ よろしければクリックをお願いします。
これまで、この「お茶にしよっ‼︎」で紹介したうどん自販機は、
山口県岩国市「欽明館」
同じく岩国市「観音茶屋」
を紹介して、検索サイトからもたくさんの方に見ていただきました。ありがとうございます。
【訪問日】
2022年7月24日
【自販機コーナーオアシス】
【後藤商店】
電話番号 0856-25-2603