懐かしのうどん自動販売機で、変わらず愛されるマシーンです。
「富士電機めん類自販機」と呼ばれるマシーンですね。
出島と言えば,全国的には長崎県の出島と認識されるのでしょうが、こちら広島市では物流の要となる町「広島市南区出島」ですね。
こちらへ自動販売機目当てに訪れる人も多いですが、物流業界や出島の工場で働く方々の手軽な食事の提供場所となっています。
実際、トラック止まったなと思うと、うどんをさくっと食べてすぐに出発する運転手さんがいました。
お金を入れて、ボタンを押すと30秒ほどで熱々の商品が提供されます。
天ぷらうどんと天ぷらそばの2種類が販売されています。
ボクら「天ぷらうどん」230円(税込)を買いました。
器はプラスチック製で、熱々の出汁を手に感じながらの受け取りですよ。
自動販売機のうどん、350円前後の価格設定のお店が多い中で、五洋売店さんは増税前も後も変わらず頑張って下さってます。
イオリちゃん、自動販売機のうどんは初めてです。
こちらの天ぷらうどんは、きちんと天ぷらが乗っかってるんですね。
当たり前じゃないかと思うかもしれないけど、実は機械の仕組みからそうじゃないお店が多いです。
2014年5月に訪れたときには、ちょうどオーナーさんが補充に来られて、お話しすることができました。
故障したら部品が手配できないそうで、苦労も多いようです。
うどんの汁がどうしてもかかってしまう取り出し口は錆びて塗装も浮いてしまっています。
深夜には,たまり場にしたくないということから、自動販売機も営業していないそうです。ほかにも,いろいろお話を聞かせていただいて、オーナーさん自身がこの自動販売機を愛しているのだなと感じました。
その時にいただいた「天ぷらそば」230円(税込)です。
なぜだか写真もノスタルジック。お値段も変わらずで。
末永く営業してほしいです。ごちそうさまでした。
【訪問日】
2020年9月12日
【五洋売店】
住 所 広島市南区出島二丁目14
販売時間 5:00〜23:00