お昼ご飯をいただきに益田市へ移動しました。
移動しながら検索して、イオリちゃんが見つけたお店が7月はテイクアウトだけの営業で残念でした。
それならと、ボクの伝家の宝刀の「行きたいメモ」で検索。
益田市で唯一ブックマークしておいた「田吾作」へやって来ました。
お店は住宅街にあって、県外者には、特に分かりにくい場所でした。
人気店とは知っていましたが、まだお昼前だから大丈夫だろうと突撃です。
靴を脱ぎ、趣ある下駄箱に入れたら階下へ。
これまた雰囲気のある階段です。
厨房前を通る際に、予約の有無を聞かれてドキッとしましたが、無事個室へ通してもらいました。
いらっしゃいって、おばちゃんがお茶を持ってきてくれました。
メニューの説明を受けてから、色々伺いました。細やかに教えてくれます。
建物と同じくらい、ここで働くおばちゃんも味があります。
ここにして良かったねと、料理にも期待が高まります。
料理ができる間に、このお店のことを検索したら、絶対予約しなきゃダメだって。
つまり今回のボクら、すんなり入店できたのは奇跡にすぎない訳です。
ありがたや、ありがたや。
感謝しているところへ料理が運ばれてきました。
ボクは「田吾作定食」880円(税込)を注文しました。
どうですか、このクオリティの高さ。驚きじゃないですか?
ちなみにこれ、味噌汁がまだ来ていません。
さらに食後にはコーヒーが付きます。
イオリちゃんは「田吾作定食とちょっと刺身」1,650円(税込)を注文しました。
こちらも味噌汁未着、アフターコーヒー付きです。
ちょっと刺身がこちら。
カンパチ、イサキ、マグロの3種盛りです。
マグロ?かなぁとしきりに首を傾げるイオリちゃんでした。
遅れること数分、お味噌汁の到着です。
真ん中にゴロンとジャガイモ入りでした。
ジャガイモ旨し!
せっかくなので「活いか刺身」2,200円(税込)も注文しました。
この辺りの名物と言えば、活いかでしょう。
活いかの漁獲量がグンと少なくなっていて、手に入りにくいようです。
そんな訳で、無くて当たり前、あればラッキーと思いながら、おばちゃんに「活いかありますか?」と聞いたら「あるよ」と即答でした。
帰り際に生簀を見たら、
大量におりんさった。
大漁だぁ大漁だぁ。
はい、どうぞ。
思いがけず、すごく豪華なお昼ごはんになりました。
活いか 身が透明なのが、さっきまで生きていた証拠です。
解説いらずの美味いヤツです。
隣の個室も「活いか」注文していて、人気なんだな。
出された直後は身の一部が確かに動いていた。
そいつを喰らう。
あー
ボクらは生きてる。
活いかが、やはり好きだな。
さて、田吾作定食です。
焼き物は、カマス。大きいでしょ。
焼きというより、揚げてあります。
だから小骨までバリバリと美味しくむしゃぶりつきました。
田舎どうふ
パッと切って、バーンと盛り付けて、生姜と青葱散らして。
無骨に見えるけど、ここの職人さん、男性も女性もすごく丁寧な仕事ぶりでしたよ。
素麺うり
お酢でさっぱりと。ほんのり甘くもあります。
おかわり欲しかった。
煮物
炊き合わせるのでなく、それぞれで煮て盛り付けてあります。
厚揚げも挟まっているでしょ、これがまた美味い。
おから
粗末なものでなく、パワーをまとった最高傑作。
侮るなかれ!
香の物
ご飯をセーブしているのだけど、セーブ破りの憎い奴。
持ち帰りとかあればいいのに。
梨
ボクにはついていたけど、イオリちゃんにはついていなかった。
お店の真ん中で小鉢をおばちゃんが並べるのだけど、きっと載せ忘れ。
それもご愛嬌。
お腹もパンパンだしね。
声をかけて、コーヒーを用意してもらいました。
デミタスサイズで丁度いい。
壺にはお砂糖が入ってます。
古い民家を活用したお店です。
照明の電線も碍子むき出しで懐かしや。
その碍子を壁に取り付けて、衣紋掛けにしてました。
障子も古ぼけたままで。お店の雰囲気作りに一役買っています。
だけど、店内清潔に努めてあって。
人気店なのも理解できます。
生簀にはまだまだ活いか泳いでいました。
夜の営業も活いかたくさん出るんだろうな。
二人で大満足でした。
益田市良いとこ一度はおいで
田吾作来るときゃ、予約は必須
美味い肴に酒もある
自慢の料理は おまかせ料理※
田吾作 田吾作
ここに来れば笑顔になる
(作詞:安芸ときたまご)
※ おまかせ料理は4,400円(税込)〜です。
これにすれば間違いないとの口コミありでした。
誰か節をつけて歌ってください。
駐車場も隣地に6台程度あります。
島根ナンバーのジムニーと共にパシャリと。
格好エエから思わず撮ってしもうたんで、許してつかぁさい。
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ここを紹介するYouTubeチャンネルがありました。
【訪問日】
2022年7月24日
【田吾作】
電話番号 0856-22-3022