益田市をドライブする時に「雪舟庭園」の道路看板を目にしました。
車を止めて検索してみると、岡山県総社市生まれの雪舟は、日本全国を旅しながら作品を残し、ここ益田市とも深い関わりがあると知りました。
本堂の奥に位置する雪舟庭園は、拝観料500円です。受付で支払うと、まずはそこでこの寺院の歴史を教えてもらいました。
予備知識の無いボクら、頭の中を整理するので精一杯です。
まさか、看板見つけて興味本位で庭を見ながら夕涼みにきましたとは今更言えない。
その後、ボランティアの方に案内してもらいました。
左手奥に見える賓頭盧尊者(びんづるそんじゃ)、神通力を勝手気ままに乱用し、お釈迦様に叱られて外陣に座すとか。
今でも神通力が強く残るので、体の悪いところを撫でると治るそうです。
膝がツルツルで、膝の悪い方が多くいらっしゃったのでしょう。
そして、本堂の柱に残る傷跡、
これは第二次長州征伐の弾痕だとか。
そして、雪舟庭園へ。
十五代益田城主に招かれた雪舟が石庭を築庭しました。
中央の心字池、
「心」の文字を表しています。
仏教の世界観を象徴する石庭ですが、
おそらく秋にはこの紅葉が色づくはずです。
益田市もこれまで様々な災害の影響を受けたようです。
市内を流れる高津川と益田川が氾濫したこともあるそうで、その形跡を残す襖絵もありました。
そして知らなかったですが、この3月に鐘撞堂が突風で壊れたそうで、こんな状態でした。
新聞のデータベースを調べてみましたが、ヒットしませんでした。
ブログで嘆いておられる方がいらっしゃったので、リンク貼らせていただきます。
萬福寺、鐘の音が消えた | 早起き爺さんの朝ランとあれやこれや
萬福寺でボランティアの方二人とも「医光寺にも行ってみてください。」と声をかけられました。
その「医光寺(いこうじ)」へ移動しました。
本堂の建築様式も、庭の様式も萬福寺のそれとは違いますよとのことでした。
まずは本堂へ。
この地域にお住まいの方の絵や模型などの作品が並べてありました。
こちらにはボランティアの方はおらず、二人でまわりました。
医光寺の雪舟庭園
同じく仏教の世界観を表す庭です。
こちらは鶴を形どった池の中に亀を表す島があります。
シンボルツリーと言っては叱られそうですが、大きな枝垂れ桜がありました。
きっと桜の季節は綺麗ですね。
どちらも雪景色も似合いそうです。
作庭家の重盛三玲さんの撮影だそうです。
雪舟庭園を維持するため、これまでにも手が入っているそうです。
医光寺の一室
フリーで歩くと、関係ないところが目に留まります。
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【訪問日】
2022年7月24日
【萬福寺】
電話番号 0856-22-0302
萬福寺|【公式】島根県石見(いわみ)の観光情報サイト|なつかしの国石見
【医光寺】
電話番号 0856-22-1668