赤名峠を越えれば、島根県です。
今日は旧頓原町の「一福」さんへ。
ボクらの前を走っていた広島ナンバーの車も目的地はここでした。
座敷席とテーブル席がありますが、座敷席へ。
すぐにそば茶が出されました。香りの良いお茶です。
連れて行って欲しいとはお願いされた訳じゃないけど、イオリちゃんとの会話から行ってみたくなりました。
広島市内にも支店がある一福さん、頓原本店のお昼時は、店舗前にたくさんのお客さんが待ってます。
イオリちゃんは「姫天丼膳(釜揚げ<中>)」950円(税抜)を注文しました。
これ、お得じゃね。
この店の常連さんであるイオリちゃんが、紆余曲折を経て、ここに来たらコレという御膳です。
釜揚げそばは、釜湯の茹で湯と共にいただく、温かい蕎麦です。
一緒に出される蕎麦つゆを、好みの量だけ注いで味を整えてからいただきます。
温かい蕎麦は特に、手早くいただきたいところです。
あぁ、美味しい。
ボクは「姫天丼膳(割子二枚)」950円(税抜)を注文しました。
釜揚げか割子かの違いです。薬味は、もみじおろし、ねぎ、かつお節、のりです。
出雲そばと言えば、割子三枚ですね。
この御膳は、二枚でリーズナブルに。
割子蕎麦は、器を重ねて食べます。
器に薬味をのせて、蕎麦つゆを直にかけていただきます。二段目をいただく時には、一段目の蕎麦つゆの残りを移して、好みでさらに蕎麦つゆを足していただきます。
出雲そばは、そばの実と甘皮まで全て挽いたそば粉を使います。
蕎麦の香りを髄まで感じられるのがポイントです。
割子が二枚なのが何となく落ち着かなくて、「追加割子一枚」240円(税抜)を注文しました。
追加には、あらかじめ薬味が乗せられて出されました。
天丼は小サイズとされますが、十分な量です。
海老が2尾に、野菜と舞茸など天つゆがかけられて提供されます。
この辺りは舞茸の産地としても有名です。
旨味と香りが溢れる一級品です。
舞茸は最後まで残しておいて、存分楽しみました。
小鉢は、蕎麦の実を使ったひじき煮でした。
蕎麦の実の食感がおもしろい。これ好きです。
蕎麦湯も御膳と一緒に出されます。
蕎麦つゆを注いでいただきました。
実は蕎麦湯の良さはよく分からないのですけどね。
地酒が二種、ひとつは掛合町の竹下本店、出雲誉です。DAIGOラベルも有名だったりしますね。
もうひとつは飯南町赤名の赤名酒造、絹の峰です。
この酒蔵は、経営不振から何度もくじけそうになりながらも再起して、今では品質の高い飯南町のお米を使用した純米酒を製造しています。
運転しなきゃいけないからね、遠出してちょっと一杯とはいかないのが残念です。
お店の斜め向かいにある、自家製粉工場です。
石臼挽きです。オンラインストアもあるから、年越しそばをいただくのも良いですね。
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【訪問日】
2021年12月12日
【奥出雲そば処 一福 頓原本店】
電話番号 0854-72-0277