10月4日にオープンしたというラーメン店に行きました。
そのお店はボクが好きでよく利用していた「めん喰」が閉店した後にできたお店です。「めん喰」さんは、37年間営業を続け、今年の5月21日に閉店したそうです。
37年間もお客さんに支えられ、惜しまれながら閉店した「めん喰」さんにリスペクトを込め、閉業したお店ですが記録として残させてください。
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「ラーメン道楽 めん喰」は、東区役所南隣にあって、ぱっと見、営業中には見えません。
真っ白な暖簾に、オレンジのテント。どこにも店名はありません。
いえ、以前は赤い暖簾に店名が入っていたんですけどね。
先客は2名。お一人はすでに食事を終えて、もう一人はこれからの調理です。
店内には天井埋め込みエアコンがありますが、効いているのか効いていないのか。補助として回される扇風機がいい仕事をしています。
先客のラーメンがゆであがったようです。
「ブオーーーーーーン」ご主人が湯切りしています。............ここの湯切りは機械を使うんです。
湯切り後は、ご夫婦の息の合った準備に惹かれます。
さて、メニューから一番人気と思われる「半チャンラーメン」を注文しました。
すかさず、麺をぐらぐら湯がかれている鍋に入れた「てぼ」に投入します。
湯がく間に半チャーハンの調理です。中華鍋の軽快な音が店内に広がります。一方で、ラーメンは湯がき時間をキッチンタイマーで計っています。
湯がけたようです。湯切りマシーンの登場です。てぼごとマシーンに突っ込みます。「ブオーーーーーーン」
やって来ました。「半チャンラーメン」850円(税込)です。
着席と同時に出された麦茶は、すでに飲み干していたので、料理を運んできた奥さんが年季の入ったディスペンサーから継ぎ足してくれました。
店内中、年季は入っていますがそれぞれが味を出しています。
何というか、お茶を出してくれるときもきちんと「どうぞ」と言ってくれるので、恐縮してしまいますよ。
いや、ちょっとしたことにも会話のキャッチボールを大切にしているのですね。
肝心のラーメン、チャーシューは一切れで、もやしは冷たいままです。
単品だと650円です。これに半チャーハンがついて850円です。立地から言うと、こんなものかなぁとも思うけれど、営業は昼のみと聞くと大丈夫かなとも思うわけです。
たっぷりのコショーを投入しておいしくいただきました。
お勘定をと思うと、ちょうど夏の甲子園をテレビ中継していて、負けたチームが甲子園の土を持ち帰るシーンが映し出されました。
『あら~、土を補充するのも大変ねえ。』と奥様が私の視線を捕まえて言うものだから、うなずくしかありません。
思わず店内にいるみんなと笑っちゃいました。
久しぶりに甲子園の土を持ち帰る高校生を見たのと、半チャンラーメンというバッチなネーミングと、暑い暑い夏の日のテンションで、和んだお昼休みでした。
時々寄らせてもらっていますよ!ごちそうさま!
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【訪問日】
2016年8月1日
【ラーメン道楽 めん喰】
※ 2021年5月21日 閉業