日曜日、湯来町へ出かけました。
目的のひとつは「ゆき乃庵」の周年祭です。
もうひとつが、ずっと行きたいと思っていた「すし海心」でのお昼ごはんです。
湯来・湯の山温泉街道沿いにあるお店です。
山の中でお寿司⁈
そう思いますよね。
別の場所から移転して、ここで営業しているそうですよ。
女将さんに、あたたかく迎え入れてもらえて、すぐにお茶を用意してくれました。
お茶も冷たいのと温かいのどちらが良いか選べます。
はい、ボクらいつもの温かいので。
案内された座敷には、手書きのメニューが、ずらりと並べられています。
土日祝日限定の築地市場(現・豊洲市場)からのインドマグロのにぎり寿司盛り合わせ、
定食色々
このお店は全て税込価格表示です。
このふたつが一番人気かと思いました。
手軽なランチメニューもあります。
700円(税込)から色々と。
あれこれあると悩むよね。
迷ったら女将さんに相談すれば、奥で調理するご主人に確認しながら、親切に教えてくれると思います。
座敷3席のお店です。
素朴な感じで、おばちゃんの家に遊びに来た感じです。
この後赤ん坊連れのご夫婦がご来店しましたが、座敷だとゆっくり食事できる様子でした。
もうすぐ歩き始めるかなと思う赤ん坊が、一生懸命つかまり立ちして、もらったおやつを口いっぱいに頬張って、イオリちゃんにアッピールしていました。
イオリちゃんは「上にぎり寿司盛合わせ(8カン)」1,500円(税込)を注文しました。
インドマグロのトロとその仲間たちです。
トロ、赤身、根室サケ、エビ、イカ、ネギトロ、玉子の8貫です。
この玉子見てみて!
真ん中を割って、シャリが挟み込んであるの。
シャリが大きめなのも特徴です。
ボクは「天重定食」1,200円(税込)を注文しました。
定食には小鉢、茶碗蒸し、香の物、味噌汁がついてきます。
運ばれてきた時、二人で歓声を上げました。
そうしたら「この海老はね、今朝まで生きていたんよ」と教えてくれました。
注文が入るたびに、ていねいに揚げてくれる天ぷらです。
奥の厨房からチュルチュル揚げ物の音と香りがしてきて、それなりに時間がかかりました。
二人の食事を同時に出してくれる心遣いも嬉しいです。
茶碗蒸しも熱々です。
そして、珍しくイオリちゃんも茶碗蒸しから食べ始めました。
蓋がない時は、茶碗蒸しから食べ始めるんだって。
小鉢は肉じゃがに豆。味噌汁にもこの大きめの豆が入っていました。
甘い味付けです。砂糖甘いというわけでなく、一風変わった味付けで、醤油が違うのかな。
手書きの箸袋ですよ。
裏面の電話番号まで手書きで。
食べ終わる頃に、もう一杯お茶が出されました。
女将さんが、最初のお茶とは違うよって。確かにやや濃い目だけど、食後にさっぱりできるお茶でした。
この日は生憎の雨模様でした。
食事が美味しいから、お土産も買って帰ろうと思いました。
「だし巻 厚焼玉子」1,000円(税込)を食事の途中にお願いしました。
秘伝だしを使った厚焼玉子だとか。焼き続けて50年、毎朝毎晩焼いているそうですよ。
テレビのリモコンよりも大きな厚焼玉子です。
テイクアウトも充実しているんです。
すぐに持ち帰れるように、準備して陳列してあります。
そして雨天の日は、最初から割引販売するようです。
この美味しそうな巻き寿司も、割引してあったのですが、女将さんがご主人に相談してくれてサービスで持たせてくれました。ありがとう。
巻き寿司好きなんですよ。いや、若い頃は好きじゃなかったけど、年齢を重ねるごとに段々と好きになったのかな。
そんなことを確認できた巻き寿司でした。
持ち帰った晩ごはんにいただきました。巻き寿司が奇数だったので、ボクに1個多く盛り付けてくれました。
厚焼玉子も、二人で一度には食べられるわけは無く。
甘い厚焼玉子です。
調べてみると、江戸前の厚焼玉子は甘いものなんだって。
関西が純粋にだし巻き玉子なわけです。
県道を挟んで向かい側に駐車場はあります。
見通しは良いですが、道路を横断するときは、気をつけてください。
帰り際に、女将さんからも気をつけるよう声をかけもらい、見送ってもらいました。
心遣いの優しい、山の中の江戸前寿司のお店でした。
ごちそうさまでした。
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【訪問日】
2022年6月5日
【すし海心】
電話番号 0829-86-2934