安芸高田市吉田町、郡山ふもとを歩いています。
ここは毛利氏の居城であり、日本百名城のひとつ「吉田郡山城」です。
もとの城は尾根沿いにあったそうですが、元就が郡山全体に広げたのだとか。
また、城内に寺院を建立して、城下町の整備も進めたそうです。
つまり元就さん、イケイケどんどんだったということですね。
そりゃお墓にも手を合わせに行かねば!と、無料で配布されるマップを手掛かりに歩きました。
着いたついたと喜んだのも束の間。
?なんか違う。
元就の長男、隆元の墓所でした😅
隆元だけ離れた場所にあるのはナゼ?
気を取り直して、マップに従って進むと
なんじゃこりゃ😰
しかも、月末までの工期で、締切迫るっ!という感じで絶賛工事中でした。
もはやこれまでじゃの。
帰ろうとするボクを「待って、迂回路があるみたいだから。」と引き留めるイオリちゃん。
どんだけ墓参好きなんかと思うけど、まわり道に付き合いました。
獣道のような人道のような道を進むと、そこには野生の鹿が若草を食べていました。
「鹿シカ鹿しか鹿🦌!」と教えるように囁くボク、
「◎△$♪×¥●&%#?!」と声にならない声を出すイオリちゃん
その瞬間「キョンッ!」と鳴いて駆け出す鹿。
ボクら顔を見合わせて「初めて見た!初めて聞いた鳴き声!!」
確かに「キョンッ!」と鳴きました。
山上たつひこ先生の「がきデカ」のギャグ「八丈島のきょん!」を連想させるかのような鳴き声で。
「キョン」は鹿の仲間ですが、キョンも「キョンッ!」と鳴くのでしょうか。
イオリちゃんは「こっちに向かってきたらどうしよう」と思って声にならなかったそうです。
ボクはムツゴロウさんみたいに「よーしよしすればいいじゃん」と思っていました。
話は元に戻り、
毛利一族墓所の苔生した景色が綺麗でした。
城内城下にあった墓所を明治2年に、ここへ移葬したそうです。
元就墓所
そっと手を合わせて山を降りました。
ゲザン中にまたもや、同じところで野生の鹿が若草をムシャっていました。
よほど美味しいのだと思います。
そしてまた、ボクらと目があうなり「キョンッ!」と駆け上がっていきました。
宮島や奈良では馴染みの鹿も、山で出会うと驚くしかなかったです。
だけど、いい出会いになりました。
ここで、アナグマにも出会いました。
自然豊かな町です。
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【訪問日】
2023年5月28日