Amazonで注文していました。
きちんと発売日に届きました。
「在宅緩和ケア医が出会った 「最期は自宅で」30の逝き方 」(光文社新書刊)です。
医療法人和平会 折口医院院長 高橋浩一 先生の書籍です。
広島ブログのつながりがなければ、考えることも無かったテーマだと思いました。
お医者様の書いた本なので、理解できるだろうか心配でしたが、
折口医院のblog の毎月最終日曜日のテーマ「心に残る出会い」を中心として構成された本で、分かりやすく伝わる内容で、自分に置き換えて考えさせられる一冊でした。
緩和ケアとは、末期のがん患者に対するケアが取り上げられがちですが、
「自分らしく最期を迎える」ために、病気の種類に関わらずケアチームによって支えてもらうものだろうと理解しています。
そして、自分のことはもちろん、家族のこと、ひょっとしたら身寄りのない友人のことも含んで考えなくてはいけないだろうと思いました。
ボクが最初に死に向き合ったのは祖母の時でした。
父も見送りましたが、どちらも突然の死だったので「最期を迎える」心構えというのが想像できません。
そして、
自分は、病気で苦しんでも延命措置は要らない。
死んだら葬式はいらない、墓もいらない。
ボクが平素からそんなことを言うのに対して、イオリちゃんは「それを紙に書いてもらわないと困るよ」と返します。
そんなこともあり、自分らしく最期を迎えるためには「自分はこうありたい」という願いを家族や支援者とよく相談することが始まりだと思いました。
独りよがりでは、家族も困惑します。
この本は、ぜひ幅広い世代の方に読んで欲しいと思いました。
【購入日】
2024年1月17日
【医療法人和平会 折口医院】
住 所 広島市中区吉島東1丁目4-16