島根旅3日目
松江フォーゲルパークに来ています。
湖畔に広がる花と鳥の楽園 松江フォーゲルパーク - お茶にしよっ‼︎
フクロウショーの1回目を見たらちょうどお昼時です。
園内の食事処は「レストランフローラ」と「そば亭不昧庵」の2カ所にあります。
センターハウスにあるレストランフローラはカレー、うどん、丼物、ソフトクリームなどで家族連れや学生さんが利用していました。
センターハウスの裏手に「そば亭 不昧(ふまい)庵」はあります。
こちらには「お子様セット」もあるのだけど、蕎麦に目がない子どもっていないですよね。
高校生の子連れファミリーはいましたけど、客層はやや年齢が高めです。
表にメニューの看板があります。
2018年には蕎麦つゆで調味する「そば焼き」なるメニューがあった※ そうです。(※「美しく歳を重ねるために」fan さんの情報)
松江フォーゲルパーク・蕎麦亭の不昧庵|美しく歳を重ねるために
今は無いので、万人受けするメニューでは無かったのでしょうね。
カウンターで注文して支払いしたのちに、お冷をセルフで用意して座ります。
お蕎麦ができたら、番号で呼び出されるので受け取りに行きます。
不昧公こと、松江藩7代目の松平治郷(まつだいらはるさと)が奥出雲地方の三大鉄師のひとつ、櫻井家で振る舞われた蕎麦を再現しているそうです。
藩主が御成になると言えば大変なことだったと、絲原家を見学した時も感じました。それ用に「御成門」も造られていました。
不昧公は茶人として名を馳せていますが蕎麦好きであることも有名で、茶会席に蕎麦を取り入れた「蕎麦会席」をつくり、蕎麦の地位を高めたと言われます。
ボクは「不昧蕎麦」880円(税込)を注文しました。
不昧公がそば文化の振興を図ったことに感謝です。
蓋の中に薬味皿があり、丼にお蕎麦が入っています。
出汁はつゆ入れに入っています。
国産そば粉100%の十割手打ちそばです。
十割とはつなぎを使わないため、蕎麦の香りが楽しめます。
殻ごと挽いた「挽きぐるみの蕎麦」は、喉越しを楽しむものでなく、しっかり噛んで食べ蕎麦の香りを楽しむものなのだそうです。
薬味は鰹節、大根おろし、青ねぎ、もみじおろし、もちのりです。
「もちのり」とは細かく切って干したばら海苔です。
島根県東部ではお正月の雑煮といえばもちのりを使った「海苔雑煮」だそうです。
蓋にお蕎麦をとり、薬味と出汁をかけて食べます。
手前がもちのりです。
期待通りに美味しい蕎麦でした。
イオリちゃんは「かぼす蕎麦」900円(税込)を注文しました。
暑いから見た目も涼やかな蕎麦を選んだそうです。
こちらは「そば湯」はお願いすると用意してもらえます。
欲しい方は受付へ。もちろん料金は必要ありません。
そば店では天ぷらが食べたくなります。
「鶏天」580円(税込)も注文して分け合いました。
注文を受けて揚げるため、ホクホク美味しくいただきました。
行き当たりばったりでなく、食事の場所も事前に決めて出発しましたが、ここは期待以上に良かったです。
フォーゲルパークに行くなら、おすすめです。
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【訪問日】
2024年7月30日
【そば亭 不昧庵】
住 所 島根県松江市大垣町52(松江フォーゲルパーク内)
電話番号 0852-88-9800(松江フォーゲルパーク代表番号)