梨を見かけたら買ってきて、毎日用意してくれます。
ボクはりんごより梨が好きです。
そんなある日に、買ってくれたジャンボマンモスな梨です。
「日田梨」ですが、特別大きく果実が成る品種という訳ではないようです。
大きくて、すごくジューシーな梨でした。
いつものサイズなら1個を2日で食べるところですが、日田梨は3日かけて食べました。
梨を食べながら、「電気の使用量は増えていないのに、電気代がえらいこと高くなってる!」ということが話題になりました。
理由は、原油高だろうと推測できるけど、秋の夜長に自由研究をしてみました。
最近は、電気の使用量を調べるのに、検針員が来る必要がなくなりました。スマートメーターというデジタル式の電力量計で、通信機能があるものに変わったからです。
毎月、使った電力量は自動的に電力会社にデータが吸い上げられて、オンラインで処理されます。
だから支払いも自動払いで、知らぬ間にオヌシ💢という状態ですが、過去2年間のデータは残っているので、遡って調べることができます。
事務所の電気は中国電力で、オール電化のため料金形態が複雑ですが、基本的な部分の変化はありません。
電気料金は「電力量料金」+「燃料費調整額」+「再エネ発電賦課金」の合計額です。
このうち、唯一、この1年間で「燃料費調整額」が急増していることが分かりました。
横軸は年月で、左が2年前、一番右が今月です。
縦軸は燃料費調整額の計算の元となる「燃料費調整単価」です。
知らん間に急激に上げてきておじゃる😱
燃料費調整額とは、「燃料費調整制度」に基づいて決める発電の燃料費です。
火力発電の燃料費の変動を電気料金に反映させる仕組みです。
平たく言うと、航空機の「燃油サーチャージ」と同じようなことです。
燃料費調整額を計算する元になる燃料費調整単価は2年前はマイナスでした。
それがちょうど1年前からプラスに転じて、4ヶ月前からグラフの傾きが大きくなっています。
燃料費調整単価は、平均燃料価格算定する期間の3か月後の電気料金に反映されるため、今後も上がる見込みです。
西村経済産業大臣は、先週10月21日の会見で、来春の電力料金の負担増について、「機械的試算で2千円から3千円ぐらいの上昇が想定される」と指摘しているそうで、政府は、総合経済対策として「電気料金値上げによる家計の負担を軽減する措置」を目玉とする見込みです。
その負担軽減分を目で確認できるように、電力料金の「燃料費調整額」の欄に、値下げ分を表示するとのことです。
今の段階で、既に2千円とか3千円のレベルでない負担増ですが、うちのメーターが壊れているのでしょうか。
この冬は、日中もミノムシのように毛布に簀巻きになるなど、具体的な対策が必要です。
もしくはあったか料理を日々研究するしか生き残る道はないでしょう。
中国電力エリアの「燃料費調整単価」についてはこちらをご確認ください。
11月もさらに値上げが決定しています。
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【調理日】
2022年10月15日