周防大島と本土を結ぶ「大島大橋」から白壁の町並みのある柳井市へ。
西へ車を走らせると、中国電力柳井発電所の白い大きな煙突が見えてきて、あっという間に到着です。
白壁の町並みを見に来たのでは無く、金魚ちょうちんを愛でるために来ました。
知らなかったのだけど、ちょうど町中にたくさん金魚ちょうちんが飾ってありました。
昔は、夏祭りに提灯として子どもたちが使っていたそうです。
そして今年は、3年ぶりに「金魚ちょうちん祭り」が開催されたそうです。
このポスターは3年前のものです。
飲み食いなし、花火なし、踊りなしの「静かな祭り」で開催したと聞きました。
金魚ちょうちんが灯されたら、幻想的な雰囲気になるでしょう。見てみたいです。
ところで台風11号が近づいてくるから、この金魚ちょうちんは8月30日から撤去を始めたようです。
軒先に飾られる金魚ちょうちんは和紙でできています。
↑↑何でできているかお触りする図
強い風に煽られる場所に飾る金魚ちょうちんはポリエステルでできていると教えてもらいました。
そして、柳井の金魚ちょうちんのルーツは弘前の金魚ねぷたなんだって。
何となく、ルーツは聞いていたけど事実がはっきりしたのは数年前だとか。
事実が明確になって、色々コラボしていこうと決めたところがコロナ禍で中断。
今年の金魚ちょうちん祭りでは弘前からねぷた職人さんを招いて指導を受け、弘前ねぷたの山車灯籠「扇ねぷた」も登場したそうです。
柳井市役所に展示してあるそうですが、そこへは足を運べなかったのが残念です。
金魚ちょうちん作りは、柳井広域シルバー人材センターの「金魚班」が一手に引き受け製作しています。
ひご作り、和紙貼り、色つけなど得意分野を活かした分業制になっています。
柳井市の名産品「甘露醤油」を作るのは、2軒の蔵元です。
そのうちの1軒「佐川醤油店」へ行きました。
甘露醤油は出来上がった醤油に、さらに麹を入れて作る再仕込醤油です。
実際に作っているところが見学できます。
こんな間近で見れますが、手前が全面アクリル版になっていて管理されています。
この杉桶、江戸時代のものを今も使っているそうで、驚きです。
柳井市も良い伏流水があるようで、
実際に甘露醤油の仕込み水に使っているそうです。
金魚ちょうちんを買って帰ろうかと悩みましたが、
来年の金魚ちょうちん祭りを楽しみにしたいと思います。
今から楽しみです。
地元広島のブログランキングに参加しています。
↓↓ よろしければクリックをお願いします。
【訪問日】
2022年8月28日
【柳井白壁の町並み】
【株式会社佐川醤油店】