夏の暑い盛り、
その昔、人々は打ち水をしたり、体を冷やす食べ物を摂ったりして工夫して生活していました。
いや、その時代と今では暑さが違う。
本当か?それは事実か?
以前、フリーアナウンサーの森本毅郎さんが気象予報士の森田正光さんと桜の開花のやり取りをする中で「最近の桜は白っぽくなった」と言っていました。
ボクもそうそう、桜ってもっとピンク色だったよなと同感しましたが、
森田さんの調べによると、桜の花びらの色に変化はなく、目で色を感じる部分の変化だと言うことを答えていました。
つまり、
加齢です。
これと同じように、昔はこんなに暑くなかったと言うのは、加齢による体感温度の変化ではないかといふ仮定の元に、夏だから自由研究してミルナリ。
「気象庁」の過去の気象データ検索を使いました。
広島市のデータを検索して、グラフ化しました。
縦軸は気温(℃)、横軸は西暦を表します。1880年〜2020年までのデータをグラフ化しました。
青のプロットは8月の平均気温を、橙のプロットは年間平均気温を表しています。
年間平均気温は、1990年台からグッと上がってきています。
だけど、8月の平均気温は同じように上昇傾向ではありますが、はっきりとは表れていないように感じられます。
そういえば、冷夏の年もあって、お米が不作で困ることもありましたね。
では、最高気温で比較してみます。
これも平均気温と同様の傾向にあります。
ついでに最低気温で比較します。
年間平均は、戦後からじわりじわりと上がってきています。
これと同じように、8月のデータもじわりじわりと上がっています。
都市化が進んで、冷めにくい条件になっているのでしょうか。
猛暑は地球温暖化のせいだとする説がありますが、本当であれば大変重要な課題だと思います。
これ以上暑くなると、夏の期間は避暑地で過ごしたいです。誰か避暑地の別荘を恵んでくださいませ。
別荘を持たないボクらは、知恵を絞って工夫して暮らすしかない。
イオリちゃんが「冷汁」作ってくれました。
あじの干物を焼いた身とすりごま、味噌を加えてすり混ぜる。
混ぜたものをフライパンで焦げ目がつくまでじっくり焼いて、希釈した白だしでのばす。
水切りした木綿豆腐ときゅうり、すりごまを加えたら出来上がり。
ご飯にかけていただきます。
きゅうり、茄子、トマト、西瓜、夏が旬の野菜は体を冷やしてくれる食べ物です。
昔の人は上手いこと考えたよね。
美味いことも考えてたよね、食いしん坊。
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【調理日】
2022年7月7日