ランズボローメイズ匹見を目指して出かけました。
戸河内I.C.を降りたら、国道191号線で安芸太田町から北広島町へ、峠を越えれば島根県益田市です。峠から日本海に向けてずっと益田市が続きます。
美濃郡匹見町から、2004年に益田市匹見町となりました。いわゆる平成の大合併で益田市・美都町・匹見町がひとつになりました。
実は食事のタイミングを逃したボクら、飲食店を探しながら延々と走り続けて、とうとう目的地に到着した訳です。
検索するとこの辺りには温泉施設付近のみ飲食店があるようです。
「匹見峡温泉やすらぎの湯」
すぐ横に廃校になった高校校舎を活用した森の洋食屋さん「ねむの木」というレストランがあるのだけど、この日はお休みのようでした。
そんな訳で
温泉施設内のお食事処を利用しました。
メニューは定食のほかにはうどん・そばとおにぎりがあります。
12時半に入店したのだけど、お客さん少なくて寂しいです。
さて、定食は入店前に献立が確認できます。
だけどボクが読まないのはいつものことです。
トンカツと唐揚げから選ぶのかなと思ったくらいです。
入店すると、温かいお茶が出されて注文を聞かれます。
店内、4人掛けテーブルが複数ありますが、パーティションで田の字に区切られていました。
ドレッシングなどは共用テーブルにありますが、たびたび店員さんが消毒するなど感染症対策バッチリでしたよ。
「本日の定食」990円(税込)が運ばれてきました。
松花堂弁当で嬉しいなと思いましたが、この段階ではあまり期待していませんでした。
開けてびっくり玉手箱!
この内容で990円って驚きです。
とにかく手の込んだあれこれが、これでもかと詰め込んであります。
こだわりの感じられる献立が詰められている訳です。
一口とんかつ、鶏唐揚げ、もちろん揚げたてサックサク😋
ポテトサラダ、野菜サラダ、
別皿で添えられる自家製ソースが格別に美味しかったです。
匹見こんにゃく木の芽味噌
これ絶品でした。
焼魚、出汁巻卵、野菜白和え、梅甘露煮、水ようかん
野菜炊き合わせ、春の山菜煮
わさび漬け、ひじき煮、
そしてなぜだか献立には無かった鶏南蛮です。
卵豆腐はあったかです。
店員さんが、卵豆腐ですよと確認していたから茶碗蒸しと勘違いする方があるのかな。
味噌汁のはずが、温蕎麦でした。
出汁も美味しくて。
ちょっといただける蕎麦が良いですね。
これ全部いただいたら、満腹満足でした。
厨房ではコック帽を被った方が調理しており、ひょっとしてひょっとする?
すごい経歴をお持ちの方が勤めているとか。
気になったのがバラン
プラスチックじゃない。笹の葉から作っているようでした。
すごく美味しかったです。再訪時には食べたいと思いました。
お店を出たら、定食は完売で。
数量限定のようです。お気をつけあれ。
ところで、
たぬきの歯はオソロシ。
これに噛まれたらオオゴト。
お腹もいっぱいになって、この後はメイズでしっかり動けました。
ごちそうさまでした!
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【訪問日】
2022年5月1日
【匹見峡温泉やすらぎの湯】
電話番号 0856-56-1126
(余録)
「匹見峡温泉やすらぎの湯」は、1995年に開業した当初3か月で利用者が3万人を超えるなど大盛況でした。
その後はアクセスの悪さもあり、苦戦続きのようです。
2019年2月に第3セクターが経営難を理由に撤退、休業した後に、紆余曲折を経て2020年6月に再開しました。
今は益田市に本社のある「三光ビル管理」が指定管理者となって運営しています。
指定管理者が変わればパッと好転する訳ではないけど、「匹見の素晴らしさを発信する施設として運営する」とされています。
今回訪問して、施設内にこだわりが感じられ、入口の受付スタッフさんにも細々と配慮いただき、好印象を持ちました。
営業は午前11時~午後8時で、ふたつの自家源泉と露天風呂、桧風呂、岩風呂、サウナが楽しめるこだわり温泉です。入湯料金は中学生以上600円、小学生300円と非常にリーズナブル。月、火曜日が定休です。