今年も運行されます(^。^)
利き酒列車‼︎
岩国駅から錦町駅へ。錦川清流線を揺られながら、車内で岩国市内の5つの蔵のお酒が楽しめる、その名も「利き酒列車」。別名、「紅葉列車」と呼ばれます。
今年は運行しないだろうと思っていたので、楽しみだな。
そんなわけで、昨年の利き酒列車の様子を少しだけ紹介します。
岩国駅が集合・出発地点です。この日は快晴でした。
12時30分ごろ出発という、アバウトなスケジュールです。
NT3000形というディーゼルカーだそうです。
トイレ付き車両なので安心です。
塗装が華やかな車両です。
青、黄、桜、緑の色の車両があるみたいですよ。
駅構内に臨時の錦川鉄道のチェックインコーナーが設置され、そこで受付と同時にお弁当を手渡されます。
その際に出されたお弁当が、錦帯橋のたもとにお店を構える、岩国料理の名店「ひらせい」さんのお弁当です。
出発と同時に皆さん、ビールやら焼酎やら、早速に酒盛りを始めました。というのも皆さんクーラーバッグなどにたくさんのお酒類を持ち込んでいます。
やがて、乗務員からひとり5合の日本酒が手渡されます。
座席は、クロスシートがほとんどです。2人座席で、対面4人座席のところもあります。
小さなお子さん連れのファミリー、ご年配のご夫婦、若いカップル、お年を召したお友達同士など、色々な方が参加していました。
昨年は乗車記念グラスの配布がありました。
さて、肝心の「ひらせい」さんのお弁当。さすが岩国の名店だけあります。
錦川の清らかな流れに錦川鉄道の列車をあしらったお弁当包みを開けると、パッと広がる華やかさに思わず声をあげてしまいました。
「利き酒列車」だけに、酒の肴になるよう、一品一品を小さく盛り付け、十二仕切りの松花堂弁当に仕立てています。
お弁当は5種のお酒を引き立てつつ、岩国寿司などご飯物も3種入っており、お腹にもしっかりたまる、「利き酒列車」用に考えられた逸品でした。
列車は途中、「清流みはらし駅」で下車でき、その眺望を堪能できるプランです。
「清流みはらし駅」は、出入り口のない駅で展望専用駅です。
この日は大盛況で、二両編成で運行していました。
車両のペイントが、ご当地ものを使ってあるのがローカル線ならではですね。
「清流みはらし駅」を出発すると、錦町駅まで進みます。
みなさん、さらに飲む飲む。
車内には、所々にロングシートがあり、ここに座ったご老人男性お二人連れと、向かい合って若い女性二人連れが、だんだんと打ち解けあって、おつまみやお酒を交換する様子が見られました。
「利き酒列車」ならぬ「酒盛り列車」ですが、そこは皆さん、お酒の嗜み方を心得ていらっしゃる。ただの酔っ払いにならない方ばかりでした。
錦町に着くと、そこから折り返しで乗車して帰りますが、オプションで「とことこトレイン」というトロッコ遊覧車に乗ってさらに「雙津峡温泉駅」まで進むことができます。
とことこトレインは、客車の窓は全開で、秋の清涼な空気を満喫できます。
途中、「きらら夢トンネル」で、光る蛍光石で装飾がされた幻想的な世界が楽しめます。
トンネル内で、停車してくれます。
トンネルを抜けると、そこからは里山の景色が広がり、
秋だな。
とことこトレインに乗っても、お酒を飲み続けて、
生きてて良かった。
そんな気分です。
「雙津峡温泉駅」に到着して、トイレ休憩です。
「雙津峡温泉」そうづきょう温泉と読みます。さらっとした泉質の温まる温泉です。
温泉目的ならば、秋の味覚堪能列車もありますよー(*^_^*)
折り返して、また見える景色が違っておもしろい。
ちょうど、紅葉の盛りでもあり、車窓を眺めながら至福の時間を過ごせました。
とことこトレインとセットでおすすめですよ。
【訪問日】
2019年11月16日
【錦川鉄道】
住 所 山口県岩国市錦町広瀬7873-9
電話番号 0827-72-2002
【ひらせい】
住 所 山口県岩国市岩国一丁目2-3
電話番号 0827-41-0236
【八百新酒造・雁木】
八百新酒造株式会社 | 日本酒「雁木(がんぎ)」を製造する八百新酒造株式会社のオフィシャルホームページ
【酒井酒造・五橋】
住 所 山口県岩国市中津町一丁目1-31
【村重酒造・金冠黒松】
岩国の地酒 「金冠黒松」「大吟醸錦」 村重酒造株式会社 :, 村重酒造
【堀江酒場・金雀】
酒蔵住所 山口県岩国市錦町広瀬6781
堀江酒場 | 金雀(きんすずめ) Horie Brewing Co. Ltd.
【旭酒造・獺祭】
【雙津峡温泉 憩の家】
住 所 山口県岩国市錦町大字深川3132
電話番号 0827-73-0236