【巣ごもりシリーズ⑥】
平穏な毎日に戻ったら、また訪れたい飲食店
宮島口「あなごめし うえの」誰もが認める絶品あなごめし
食事のために並ぶのがボクは大嫌いです。
だから、「うえの」のあなごめしは食べたことがありませんでした。
そのくせ、知り合いに宮島方面でおすすめの店を聞かれると、「うえののあなごめしかなあ、でも、すごく並ぶよ。」と答えていました。いや、こんなこと、その味を知らないでは広島県人として「あっちゃならん」わけで…
さらに「旅行に出かけるなら,絶対うえののあなご飯弁当を持って行く。」という先輩の話を聞いて、どうしても行ってみたいと思いました。その方の話によると、広島にはうえの以外のあなご飯弁当も売られているのですが、それとこれでは全然違うと言うことです。
11時に行けばすぐに食べられるよね、フフンと思って、JRでやって来ました。いや、それはすごく甘い考えでした。
宮島口駅から見ると人だかりがあるので,すぐに分かります。
1時間待ちのコールを頂きました。ありがとうございます。1時間待ちなら、まさにお昼時ではないですか!!受付横の入り口から入って、満員御礼の待機場(ウェイティング専用の部屋)で待ちます。
人間ウォッチングにはもってのほかです。小さなお子様からお年寄りまで、ひたすら「待ち」「待ち」「待ち」!!妊婦さんに,スーツケースをゴロゴロ運ぶ旅行者、口コミってすごいですね。
結局、1時間20分待ちで案内されました。テーブルで相席かカウンターへどうぞということなので、カウンターに座りました。
メニューは頭上にあります。
「小はご飯一膳分、上は二膳分」と店員さんが説明してくれます。「特上は何が違うのですか?」と聞くと、あなごの量が違うそうです。
「特上」を注文しました。
注文後に、目の前に『注文のおすすめ お二人なら 穴子白焼一皿 穴子飯は普通サイズで』というメモがあることに気付きました。
それも良かったね、と思っていると、やって来ました!あなごめし!!
ふたを開けるとあなごが敷き詰められています。
と、ここまで来て、告白しますが、実はお寿司であなごは苦手なのです。普段は「何が旨いんだあんなもの」呼ばわりしています。そんな自分があなご飯をわざわざ並んでまで食べようとしています。
いや、うまいっす。あなご、うんまっ!また,添えられている生姜がさっぱりお口をリセットしてくれます。
お隣にお一人の旅行者が座りました。
店員さんが再び「小はご飯一膳分、上は二膳分」…呪文のようです。
会計の時には、待ち時間は2時間となりました。お弁当も40分ということです。
帰りに、宮島口駅前に「おみやげ街道宮島口」というセブンイレブンがあることに気付きました。
「まさか、あなご飯売ってたりね。」と冗談を言いながら入店すると、冗談ではなかったです。しっかり売っていました、うえののあなご飯弁当。しかも温かい。お急ぎの方は、こちらへどうぞ…
(続編)イオリちゃんとお花見にやって来ました。お目当ては、セブンイレブンで売られている「うえののあなごめし」弁当。
1分も並ぶ必要はなく、ちょうど、新しいお弁当を追加に来られて、こっちをお持ち帰りくださいって勧められました。ご親切にありがとう。
宮島にフェリーで渡って、人だかりをの先にようやく見つけたベンチに腰掛けて、お弁当を広げると、
幸せ幸せ。
あなごがたくさん敷き詰めてあって、
ほどよく冷めたあなごめし。お弁当にすることで、さらにその真価を発揮するように思いました。
先輩の話、確かに同意します。
【訪問日】
店舗 2016年8月1日
弁当 2019年4月7日
【あなごめし うえの 宮島口本店】
電話番号 0829-56-0006