【巣ごもりシリーズ⑤】
平穏な毎日に戻ったら、また訪れたい飲食店
高知県高知市「屋台安兵衛」高知名物屋台餃子 〜高知は餃子も名物〜
「龍馬手帳」なる南国土佐観光パスポート(しかもゴールド)を持つ、職場の上司が「高知に行くなら、鰹のたたきや皿鉢料理も良いのだけれど、餃子も名物だからね。ぜひ、〆にはこちらの店に行ってごらん。」と紹介されました。
お店の前には「19時~餃子焼いています」の看板が出ています。
一番道路側で餃子を包んでいる店員さんがいます。
お店は、本物の屋台で、満員になれば、屋台後方にビール瓶ケースを急ごしらえしたような立ち飲み席が設置されるようです。
平日の19時半、座席も空いているので、『どちらへでもどうぞ。詰めて座ってくださいね。』とのことでした。
ちょうど,カップルが食事を終えて支払いをしているところだったので「何を食べたの?」と聞きました。
『ぎょうざとおでん』だそうです。満足そうに答えてくれました。テーブルにはビールもありましたので、2000円弱を支払っていました。
「じゃあ、同じもので。おでん盛り合わせと餃子2人前お願いします。」
おでん盛り合わせはすぐにやって来ます。
広島ラーメン店の真っ黒おでんだしを見慣れたボクにとっては、本当に味がしみているのか、疑わしく思います。
いや、実においしかったです。関西出汁のしっかりきいたおでん。
出汁だけでもお代わりしたいくらいでした。
餃子は焼く店員さんが決まっており、順番に提供されています。みなさん、2人前を基本に注文されるようです。
ボクのところにも、ようやくやって来ました!餃子2人前。
興奮のあまり、指が入っちゃいましたヨ。
まずは、餃子だけで食べます。いわゆる昔ながらの餃子です。ニンニクもほどよく効いています。
ああ、そうか、それで『創業昭和45年』を謳っているのか。
ポン酢をかけます。一味が欲しいですが、ない?
薬味置き場に得体の知れないタッパがあります。
『ラー油ですよ。入れすぎると辛いですから注意してくださいね。』店員さんは、どんなことでも聞けば答えてくれ、さらに大切な情報も教えてくれます。
ばっちこーい。
辛いものは大得意だから。ラー油をぎょうざに直接かけてみます。
確かに頭皮に汗がにじみます。だけど、辛すぎるほどではないようです。
しかし、最初からずっと、休むことなく道路側で餃子を包んでいる店員さんをリスペクトすることにして、残りはノーマルでいただきました。餃子は持ち帰りもできるようです。
右側の会社員がさらにラーメンを注文しました。うまそうです。
メニューを見ると「半めん」にもできるようです。しかし、半メンでも定価通りだとのことで、今回はあきらめました。
後からやって来た、ママチャリ二人組、常連歴長しと思われるご婦人(おばちゃん)は餃子2人前とラーメンを頼んでいました。こちらの方が、デフォルトかも知れません。
上司からは〆で行くように言われましたが、確かに高知=餃子ということでよろしいようで。
高知にお立ち寄りの際は、ぜひ行ってみてください。おすすめです。
【訪問日】
2016年11月1日
【屋台安兵衛】
電話番号 088-873-2773